十勝川温泉第一ホテル　豊洲亭　豆陽亭 とかちがわおんせんだいいちほてる　ほうしゅうてい　とうようてい TokachigawaOnsen Dai_ichi Hotel HOSYU_TEI TOYO_TEI

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「十勝川温泉第一ホテル」で使用している温泉は、世界中を見渡しても極稀な「モール温泉」。 またの名を「モール泉」と言う。 植物性由来の有機物を多く含んだ温泉で、「北海道遺産」に登録された貴重な源泉となっている。 視覚的にも、一目でそれと分かるような特徴があり、透明度のある琥珀色をしている。

植物由来の貴重な温泉「モール泉」

何とも神秘的なモール泉を、この宿では、33の客室で独占して使用できる。 24室が露天風呂付き客室、9室が半露天風呂付きの客室となっているからだ。 基本的に源泉100％かけ流しになっているが、温度調節のため、浴槽内の湯を一部循環させている。

客室棟は、「豊洲亭」と「豆陽亭」、2つの棟に分かれている。 「豊洲亭」の方は、2011年のリニューアルによって、全24室露天風呂付きになっており、より上質な滞在が約束されている。 24室ある「豊洲亭」は、3タイプに分けられている。 宿泊料金のグレードが高い順に、「モダンスイート」、「コーナーデラックス」、「デラックス」となっており、客室露天風呂の造りは多少異なっている。

まずは、「モダンスイート」と呼ばれるラグジュアリーなスイートルームから紹介しよう。 全4室が宿の最上階6階に位置しており、十勝川や十勝中央大橋を眺めるテラスに、客室露天風呂が備わっている。 浴槽は枠に檜を用いた御影石の造りで、高級感と清潔感に溢れている。 大人2人ぐらいであれば、余裕を持って湯浴みができそうだ。

豊洲亭・モダンスイート「631」の客室露天風呂

続いてのグレードは、「コーナーデラックス」と呼ばれるタイプ。 全5室が3～5階の角部屋に備わっている。 浴槽は、「モダンスイート」と同じく、枠に檜を用いた御影石の風呂。 広い十勝の空と、一級河川・十勝川の流れを眺めながら、じっくりとモール泉を独占できる。 夜は、ライトアップされる十勝中央大橋が、ロマンチックな風情を感じさせてくれるだろう。

豊洲亭・コーナーデラックス「337」の客室露天風呂

11月の初旬ごろから4月の中旬にかけて、十勝川温泉には、名物の白鳥が飛来してくる。 昼間の客室露天風呂からは、十勝川で仲良く羽を休める白鳥と鴨の姿も見る事ができるのだ。

豊洲亭・コーナーデラックス「431」の客室露天風呂

「豊洲亭」の残り15室が、「デラックス」タイプ。 浴槽の造りは、他のタイプと異なる漆黒の石風呂。 広さはほぼ共通、眺望も川側に向いており、贅沢な湯浴みができるはずだ。

豊洲亭・デラックス「432」の客室露天風呂

以上が、「豊洲亭」の客室露天風呂。 3タイプの湯舟に大きさの差異はないので、目的や人数によって、お部屋を選んでいただきたい。

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