ホテル東横 ほてる とうよこ Hotel Toyoko

他にも、湯河原温泉には魅力的なイベントが目白押しだ。
7月最終土曜日には、「ゆがわらサンバパレード」が開催。
総勢100名のサンバチームが、温泉街を華やかに行進する。
また、パレードのゴール地点「泉公園」では、「伊豆湯河原温泉納涼花火大会」が実施される。
すぐ目の前で繰り広げられる、遠州手筒花火と打ち上げ花火は迫力満点だ。
8月の湯河原は、楽しみが満載だ。
波穏やかな湯河原海岸の海水浴、「やっさまつり」、「海上花火大会」、「納涼縁日」など、夏をたっぷりと満喫できる。
秋は、やはり紅葉で多くの人々で賑わう。
「池峯ハイキングコース」内には、新名所「もみじの郷」がある。
秋の景観を楽しみながらのハイキングは最高に気持ちがいい。
また通年でも様々な魅力が、この温泉地にはある。
毎週日曜日には、早朝6時頃から9時頃まで、観光会館前の広場で「朝市」が開催される。地元の海の幸や山の幸が満載だ。
ハイキングや釣りなど、アウトドアスポーツも年間通して楽しめる。
こういった、自然と楽しむ魅力が、湯河原には色濃く残っているのだ。
夫婦で静かに過ごすのもいいし、家族や仲間とイベントに参加して楽しむのもいい。
そんな幅広い客層を満足させてくれる宿が、「ホテル東横」だ。

「ホテル東横」の外観

宿の目の前にある源泉塔

岩戸山（734m）のふもと、標高600mの高台に建つ鉄筋8階建てのこの宿。
湯河原の町並みはもちろん、真鶴岬、大観山、十国峠などを一望することができる。
客室や露天風呂からの箱根連山の眺めは美しく、旅情をそそる。
4,000坪の敷地面積があり、館内の施設は充実している。
湯河原では珍しい自家源泉を所有し、その豊富な湯量は他の旅館が羨ましがるほどだ。

勘違いしないでいただきたいのは、「ホテル東横」は東急グループの旅館でもないし、チェーン展開しているビジネスホテルの系列旅館でもないということ。
あくまでも湯河原温泉に建つ独立系の温泉宿なのだ。

ただし、創業の歴史を紐解くと、全くの無関係ではないようだ。
もともと創業者は、新宿髙島屋の近くにある「東横建材」という会社に勤めていた。 その後、暖簾分けし、目黒で同じ屋号で独立。主に東急電鉄の仕事を行っていたという。

1965年（昭和39年）、その会社が神奈川県・厚木市にてタクシー会社を興す。
それとほぼ同時に、ここ湯河原で温泉旅館も創業。
それが「ホテル東横」の始まりである。