お宿 花かんざし おやど はなかんざし Oyado HANAKANZASHI

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そして、その奥には、昔ながらの帳場をイメージしたフロントがある。 今では貴重な帳場格子があり、江戸や明治の商家を彷彿とさせる。

帳場（フロント）

帳場のある場所から客室へのアプローチは、素足で歩くのが気持ちいい畳敷きになっている。 左手には、大きなガラス越しに、四季を感じる庭を眺めながら、期待に胸を膨らませ客室へと向かう。 手入れの行き届いた見事な庭園は、夜にはライトアップされ、幻想的な風景に変わる。

帳場から客室へのアプローチ（2009年11月中旬撮影）

ここで、男女別の大浴場をご紹介しよう。 2012年にリニューアルされ、どちらも真新しい石造りの内湯が備わる。 一方には露天風呂も併設している。 つまり、露天風呂が付くお風呂と、付かないお風呂があるわけだ。 しかし、心配はご無用。 時間により女湯と男湯が入れ替わる。 もちろん、全て源泉100％かけ流しとなっているのは言うまでもない。 まずは露天風呂のある大浴場からご紹介しよう。 15：00～18：30は男湯となり、19：00～チェックアウトの時間は女湯となる。 内風呂の湯舟は、情緒溢れる石風呂。 湯に入ると、浴槽の底にたまった湯の花が浮かび、いかにも温泉らしい白濁湯となる。

男女別大浴場（露天風呂付き）

露天風呂は、木の香りが残るヒバの湯舟。 その優しい感触に、心からリラックスして湯浴みができるだろう。

男女別大浴場の露天風呂

こちらの露天風呂には、二本松市の地酒が置いてある。 湯に浸かりながら枡酒を楽しむ。 お酒を飲む人なら一度はしてみたかった夢が、この宿でなら叶うのだ。 ただし、飲みすぎには充分ご注意を。

露天風呂の地酒サービス

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