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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
夢二の絵と野の草花の飾られた宿
花の宿 松や
はなのやど まつや
HANA NO YADO MATSUYA
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花の宿 松や

花の宿 松や
<上記の画像をクリックすると公式HPにリンク>

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花の宿 松や 
住所:〒321-2521 栃木県日光市鬼怒川温泉藤原19
TEL : 0288-77-1221 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.matsuya.co.jp
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:昭和32年  改築:昭和57年  改装:平成20年
部屋数:67 室
貸切露天風呂×1
貸切の内風呂×0
部屋付きの露天風呂×6
部屋付きの豪華内風呂×0
オススメの客層〜20代30〜40代50代〜ファミリー女性客お忍び系
露天付き客室★★★★★★★★★
一般客室★★★★★★★★★★★★-
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ

 この宿のキーワード■源泉100%の貸切露天と客室露天風呂
■鬼怒川渓流を望む露天風呂付き客室■大正浪漫の画家・竹久夢二をテーマにした宿
■書家・相田みつをが愛した宿■評判の京風懐石料理

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
源泉かけ流しの貸切露天風呂
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
鬼怒川渓流のせせらぎが聴こえる客室露天風呂
貸切の露天風呂は「月待の湯」という。大浴場近くにある貸切の露天風呂で、湯舟はそれほど大きいわけではないが大人2人で入るには充分だろう。 循環ろ過装置を使っていない、源泉かけ流しというのも嬉しい。
眺望は期待できないが、ゆったりと檜のお風呂で泉質の良さを感じて欲しい。13:00〜24:00と6:00〜10:00の時間帯で利用可能。

また、露天風呂付きの客室が全部で6室ある。
「松風亭」には、そのうちの4部屋を備える。すべて1階の客室だ。
松風亭「山桜」101号室の客室露天風呂は檜の湯舟。その他、「八重桜」102号室、「雪柳」103号室、「雪椿」105号室は陶器の湯舟。
いずれも、広めのウッドテラスに配された客室露天風呂で、しかも、間近に聴こえる渓流のせせらぎに癒される。鬼怒川からくる風も、温泉で火照った体には心地いいはずだ。

残りの2部屋は2008年5月に誕生したばかりの「松籟(しょうらい)亭」にある。
411号室、416号室とも陶器の湯舟で、4階にあるせいで、鬼怒川渓谷を見下ろすような眺望となる客室露天風呂となる。

「松風亭」「松籟亭」とも、源泉100%かけ流しというこだわりも見逃せない。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
この宿の公式HP

宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名分 (サービス料込税込)
■通常料金\15,900〜 休前日は+\3,150
※Aタイプ客室・・・10帖和室+BT付き。
■IN→14:30
■露天風呂付き客室
「松風亭」
「松籟(しょうらい)亭」
\31,650〜 休前日は+¥3,150アップ
「101」「105」「411」「416」号室にはマッサージチェアも備える。渓流の眺めがいい客室。
「松風亭」の間取りは和室12帖+板の間(ソファーセット)+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。
「松籟亭」411号室の間取りは、和室6帖+板の間+ツインのステージベッド(ローベッド)+テラス+客室露天風呂+T。
■OUT→10:30
■貴賓室603号室「黄梅」¥42,150〜 休前日は+¥5,250アップ
※和室12.5帖+3帖+角部屋のリビングルーム+ツインベッドの洋室+BT。
■カード使用
■部屋の眺望川・山・庭園
■夕食和食会席膳(8〜10品)
■朝食和定食(8〜10品)■部屋食

施設&大浴場の画像はコチラ
鬼怒川渓流を眺めながらの湯浴みはまさに至福
客室の画像はコチラ
露天風呂付き客室は全部で6室
料理の画像はコチラ
地元の素材を中心とした懐石料理
お土産&その他の画像はコチラ
書家・相田みつを氏ゆかりの宿
鬼怒川温泉は、栃木県の温泉地の中でも都心からのアクセスに恵まれている。
東京浅草もしくは、新宿から特急電車で、約2時間で到着できるからだ。
温泉の発見は、1752年とされる。古くは滝温泉という名前で、鬼怒川の西岸にのみ温泉があったという。
ここは日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの諸大名や僧侶達のみが利用可能な温泉であったとの事。
明治時代になり、その滝温泉が一般に開放されるようになって、鬼怒川の東岸にも藤原温泉が明治2年に発見される。その後、水力発電所が完成すると、川底に次々と新泉源が見つかり、しだいに大規模温泉街の礎が整ってきた。
そして、1927年(昭和2年)に、滝温泉と藤原温泉を合わせて鬼怒川温泉を呼ぶようになった。

その鬼怒川温泉に「花の宿 松や」がある。
野趣溢れる鬼怒川渓流沿いに佇み、せせらぎの瀬音が耳に心地いい。
客室数は全67室。大型旅館・ホテルが建ち並ぶこのエリアでは、中堅どころと言えるだろう。
「花の宿 松や」の他に、四季の花懐石と日帰り温泉の「花茶寮」(相田みつを心の美術館も併設)、レストランも備える「日光竹久夢二美術館」、「日光人形美術館」など外部の施設も運営しており、「松や」のエントランスにあるボンネットバス「花と浪漫号」は、その施設の送迎に使われる。

「花の宿 松や」のロビーは和の宿らしく、落ち着いた雰囲気で、大きなガラスの壁からは、鬼怒川渓谷が一望だ。
宿の前を流れる鬼怒川渓流は、関東平野を北から南へ流れ、利根川に合流する一級河川。たまに氾濫を起こすことから暴れ川の異名も持つ。野趣溢れる渓流は、鬼怒川温泉の代名詞でもある。
鬼怒川沿いの庭園の池には錦鯉も泳ぐ。鬼怒川渓谷の清々しい風も吹きそよぐ。

そして、チェックインすれば、まずは温泉だろう。
男湯、女湯ともに広々とした内湯の大浴場と、外の鬼怒川沿いには露天風呂もある。
露天風呂から眺める風景は、四季折々に移る変わる渓谷美を楽しめ、さらに豪快な鬼怒川の渓流が間近に感じられ、まさに露天風呂の醍醐味を堪能できよう。
温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉。美肌効果や、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動器障害、慢性消化器病などに効くという。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP
ここから客室のご紹介。公式HPではA〜Eまでの5タイプの客室が紹介されているが、当サイトでは、さらに2つ追加の7タイプの客室をご案内しよう。

人気の露天風呂付き客室は「松風亭」に4室、「松籟(しょうらい)亭」に2室ある。
公式HPを見ると、Eグレードの料金となる。
「松風亭」の間取りは、和室12帖+板の間(ソファーセット)+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。
101号室「山桜」、105号室「雪椿」には、マッサージチェアも付く。
いずれも1階にあるので、鬼怒川の豪快な渓流を眺められ、客室露天風呂も源泉かけ流しだ。

「松籟亭」は、以前会議室だったところを客室に改装したもの。2008年5月に露天風呂付き客室と、展望風呂付き客室にリニューアルされたばかりだ。
露天風呂付き客室は、411号室と416号室。いずれも和洋室の間取りで、マッサージチェアも付く。
4階にあるせいで、鬼怒川を見下ろすような眺望が期待できる。
411号室は、琉球畳が敷かれた和室(6帖)に、板の間にはツインのステージベッド(ローベッド)が置かれている。
416号室は、6帖の和室に、ツインベッドの置かれたフローリング(洋間)の構成。

また、「松籟亭」には、川側に面した展望風呂を備えた客室が3室ある。Dグレード料金となる。
そのうちのひとつ、413号室の間取りは、和室6帖+板の間+ツインのステージベッド(ローベッド)+展望風呂+T。ただし、残念ながら、展望風呂は温泉ではない。

特別室タイプの616号室「寒椿」は、「松籟亭」413号室と同じグレードの客室。こちらは、大きな窓が特長的な見晴らしのいいニ間続きの角部屋となっている。間取りは和室10帖+ツインベッドの洋室(4.5帖)+板の間+BT。716号室も同タイプだが、ベッドなしの和室となっている。

この宿で一番高価な客室は、貴賓室603号室「黄梅」だ。
間取りは和室12.5帖+3帖+角部屋のリビングルーム+ツインベッドの洋室+BT。
VIP専用の客室と言えよう。

グレードとしては、DタイプとCタイプの中間に位置するのが、316号室「日光黄萱(きすげ)」。
大きな窓が特長的な見晴らしのいいニ間続きの角部屋となっている。2名で宿泊した場合、和室に布団を2つ敷くか、ベッドと布団と別れて寝る方法と選択できる。
間取りは和室10帖+シングルベッドの洋室(3帖)+板の間+BT。

601号室「白梅」、501号室「待宵草」はCタイプ料金となる。ここは、角部屋なので開放感たっぷりの和室となっており、鬼怒川渓流が一望で滝つぼも見える。ちなみに、「白梅」は相田みつをさんお気に入りの部屋だったという。間取りは、和室10帖+板の間+BT。
また、角部屋ではないが、711号室「枳殻(からたち)」も同じCタイプ料金。
7階の最上階にある、広々とした和室で、間取りは、和室15帖+板の間+BT。

Bタイプ料金の間取りは、和室12.5帖+板の間+BT。
一番リーズナブルなAタイプ料金の客室の間取りは、和室12.5帖+BT。
A、Bタイプとも、落ち着いた標準的な和室。窓から見える渓流と山肌の緑の眺めもいい。

ちなみに一般客室のBタイプは全部で12室、Aタイプは11室用意されている。
客室の画像はコチラ
この宿の公式HP
ここで夕食のご紹介をしよう。基本的には部屋食か、食事処を選択することになる。
今回のメニュー(2008年9月上旬取材)は宿泊料金25,000円のもの。
食前酒はオリジナルの「夢二ワイン」の白。
箱膳には、三陸産の蒸し鮑の霙和え、車エビのせの湯葉豆腐、蟹の菊花和え、秋鯖の養老掛け(とろろがけ)、そして、ほのかな甘さとみずみずしさを楽しめる梨の白和え。
造りは、天然鯛洗い、本マグロ、車海老、そして地元で養殖している八汐鱒。
煮物は、京野菜の賀茂茄子、南瓜、日本海の蛸の柔らか煮、レンコン、サヤエンドウに木の芽が添えられていた。
温物は、小鍋仕立。鱧、松茸、豆腐、水菜、葱が具となる。スダチも添えられていた。この日の鱧、松茸は季節柄、外国産だった。
焼物は、鮎の共肝漬とアスパラの油焼。「共」とは和食の料理用語で、ひとつの具材の異なる部分をいっしょに調理したもの。今回は、アユの卵の塩辛に漬けたものを焼いた。
強肴は、冷し茶碗蒸し。フカヒレ、アワビ、海老、椎茸などが入っていた。
揚物は、石垣真薯(エビしんじょうの事)、和牛ヒレ霰(あられ)揚げ、京野菜の万願寺青唐、ヤングコーン。
締めはご飯と冷汁。冷汁とは、ゴマ、味噌、煮干し、豆腐、ミョウガ、キュウリをすりつぶしたもの。ご飯にかけても、別々にいただいてもOK。
水菓子は、抹茶ムースと巨峰。
料理長のこだわりは、季節の旬のものを使う、しかも地産地消を心がけ、特に山でとれる素材を多めに・・・という。彩りも美しく、もちろん味も申し分ない。

「松や」の朝食は、夕食同様、手を抜かない。焼魚は、かますの開き。豆乳豆腐は朝にはぴったりの料理だ。生野菜は、レタス、ミニトマト、ワラビ、コーン。皿盛りには、焼きベーコン、スクランブルエッグ、(地元産)湯葉の煮びたし、筑前煮、蛸おくら、ピーナッツの紫蘇巻、梅なめ茸、素麺蒟蒻(鹿沼産)。
ご飯の他に、しらすと梅のふりかけされた茶がゆもいただける。しじみ汁も美味しい。
売店でも購入できる、ゆずとハチミツのジュース、ヨーグルトも用意されていた。
料理の画像はコチラ
この宿の公式HP
この宿の館内でのちょっと息抜きするには、コーヒーラウンジ「花かんざし」がオススメだ。女将コレクションによる竹久夢二の絵に囲まれた喫茶コーナーで、大正浪漫の雰囲気たっぷりだ。
ロビーすぐそばには、コーヒーコーナー「夢二亭」もある。

また、「松や」には、エステルームはないが、足裏のリフクレクソロジーはある。
施設&大浴場の画像はコチラ
この宿の公式HP
日本国内、海外から人形を集め、夢二の大正浪漫の世界を愛し、そして相田みつをを師と仰ぐ、鬼怒川温泉きっての名物女将といえば、「花の宿 松や」の女将・臼井静枝さん。
彼女のコレクションは、宿以外に3つの美術館を造ってしまった。

「花の宿 松や」には、コーヒーラウンジ以外にも竹久夢二の絵が、様々なところで目に入る。
館内全体が、夢二ワールドと言っていいくらいだ。
壁面やガラスの展示コーナーだけではあき足らず、エレベータの扉にも夢二の絵が描かれている。
女将の相当な夢二好きがこれで分かるというもの。もちろん特注で作られたもので、後で請求書が届き、ご主人(社長)に相当叱られたというお話も聞いた。
そして、遂に宿からクルマで7〜8分ほどの距離に「日光 竹久夢二美術館」を誕生させてしまった。
大正時代、純粋に夢と浪漫を追求した画家・竹久夢二。その独特な画風と世界観に魅了された女将が集めた原画を展示した美術館がここなのだ。
手がけた装丁本や挿絵の展示の他、肉筆の手紙なども展示している。また、館内には売店もあり、夢二に関するグッズ関連はそこで購入できる。さらには、和洋レストラン「花むらさき」、ゆば懐石料理「椿庵」もあるので、鑑賞後の食事もいいだろう。

多くの温泉宿を泊まり歩いている方はお気づきだと思うが、最近、相田みつを(1924-1991年)氏の書を飾る宿が多い。相田みつを氏は、栃木県足利市出身の書家。
宿のオーナーが、相田みつをファンだからこその現象ではあるが、この「花の宿 松や」にもご多分に漏れず、相田氏の書がひっそりと飾られている。しかし本当はひっそりどころか、近くにある同旅館経営の日帰り温泉施設付きの料亭「花茶寮」の中に「相田みつを心の美術館」をオープンさせている。
「花茶寮」は、宿からクルマで3〜4分ほどの距離にある。個室のお座敷でいただく懐石料理は絶品だ。
さらに露天風呂付きの温泉風呂もあるので人気も高い。
その施設内には、「人間だもの」「生きててよかった」など、現代人に強く訴える大きなパワーを持った書が、所狭しと展示されている。
実は、今は亡くなった相田みつを氏が晩年常宿にしていたのがここ「松や」だったのだ。

1970年代後半、全館満室の際に相田氏が予約もせずにフラッとこの宿に寄ったことから端を発する。その頃はまだ現在ほど有名とは言えない時代だったので、本人とは分からず(本人と分かっても満室だったわけだが)丁重に女将がお断りしたそうだ。
しばらくするとその日夕方遅くにまた訪ねてきたという。すると偶然にキャンセルの客が出て、相田氏を迎え入れられることができた。その時は平日で近くの旅館があればなんとか入れたはずなのに、再びまた「松や」に来てくれたという縁を女将は感謝した。
女将はその方が相田みつを氏ということは後でわかったことらしいが、それがきっかけで彼は「松や」を気に入り時間があればこの宿をひんぱんに利用するようになった。
そんな中で相田氏が世に出るようになってから、たまに秘書的な事もお手伝いするようになった関係で、世に出ていない幻の相田氏の書も彼女は所有しているらしい。
「夢二さんみたいに館内にたくさん先生(相田氏)の書を飾ったら、天国に行って怒られるかもしれないから」と言って、女将は笑った。世に数百万人いるという相田みつをファンにとっては、ぜひ見てみたい気もするが、まだそれには少し時間がかかりそうだ。

そして、宿からすぐ近くにある「日光 人形の美術館」も見逃せない。
市松人形、ひな人形、ビスクドール、リヤドロ、そして現代の創作人形が一堂に集められている。
人形たちには、それぞれ作られた時代の背景や文化なども感じ取れる。今にも動き出しそうなリアルな人形もあった。館内には450体以上の人形が展示されていたが、女将さんの臼井静枝さんがモデルと思われる人形もある。

おみやげは、売店「花ごのみ」で購入できる。
この宿オリジナルのお土産から、鬼怒川温泉ならではものまで、多くの種類の品物が並ぶ。
オリジナル菓子は「しっとり胡麻あん」は、この宿のお茶請けにも使われているお菓子。
同じくオリジナルの「宵待草」粒餡入り手折り餅。大正浪漫を代表する画家・竹久夢二の詩のタイトルを名前に付けた。「夢二せんべい」は、バニラクリームをはさんだ洋風せんべい。
その他、日光・鬼怒川のお菓子の定番は、「ふる里のあけび」「きぬの清流」。
「しその実きくらげ」も人気商品。
竹久夢二の木版画も販売されていた。
また、夢二のマグカップとコーヒーカップなどもあった。
その他、オリジナルの「柚子みつ」、吟醸生貯蔵酒「花の宿」や、オリジナルワイン「花の宿」などもある。
ワインのラベルは夢二の代表作「黒船屋」がデザインされていた。
お土産&その他の画像はコチラ
この宿の公式HP
鬼怒川温泉といえば、足利銀行の破綻から産業再生機構による支援を受けている老舗温泉旅館(ホテル)が多く、実際にオーナーが交替しているところが目立つ。
それまでのバブル期に必要以上の設備投資をし、バブル崩壊後の少人数旅行主体のスタイルに移行した際に、時代の流れに着いていけなかったというわけだ。
ところが、銀行破綻の影響をほとんど受けず、いまだに繁盛旅館として君臨している宿がある。
その宿の名は、今回ご紹介する「花の宿 松や」。

堅実経営を旨とした現社長の手腕はもちろん見逃せない。バブル当時、鬼怒川温泉の大手ホテルはどんどん大きくなった。「松や」にも銀行から融資の誘いがあったが、彼は「近い将来、大型ホテルは破綻する」と予言し、融資の誘いに乗らなかった。そのおかげで、生き延びることができたというわけだ。
そして、裏方の仕事はご主人である社長に任せ、フロントランナーとして常に客に相対する名物女将の存在が、この宿のキャラクターを作り上げてきた。
この2人の二人三脚によって「花の宿 松や」は生き残ったのだ。

女将は臼井静枝さん(昭和13年9月生まれ)。
出身は栃木県今市。使用人のいる豊かな農家に生まれた。
昭和37年に結婚するわけだが、当時ご主人(現・社長)は旅館の経営には携わっておらず、学校で教鞭をとっていた。創業者である先代が、どうしても息子(現・社長)に跡を継いでほしいと懇願したが、彼は首を縦に振らなかった。
というのも、当時、屋号も「松屋旅館」(昭和32年創業)と言ったが、13室程度の雨漏りや隙間風の吹くような、粗末な宿だったという。
ちなみに屋号の「松屋」とは、このエリア一帯が、松林に覆われたところから取ったという。
なかなか、うんと言わない息子はあきらめ、先代は、今度は嫁である静枝さんに対して、宿を継ぐように言ってきた。
そんな矢先、静枝さんは、川べりで母が子に語りかけて今にも自殺するかのような、竹久夢二の一枚の絵に出会った。その絵に感動し、そして勇気をもらって人生観が変わり、宿を継ぐことを決心する。
そして、ご主人も渋々同意し、二人でなんとか大手に肩を並べるいい旅館にしようと決心したのだ。

二人が経営に携わると、動きは早かった。
昭和39年には、33室まで客室数を増やした。
そして昭和57年には、全面建て替えを実施し、現在の形に近い、60室規模の堂々たる規模になった。
そして、平成3年に相田みつをさんが亡くなり、その2年後の平成5年7月に「相田みつを心の美術館」(花茶寮)を造った。
平成10年10月には、「日光 竹久夢二美術館」。
平成17年5月には、「日光 人形の美術館」を落成させた。
これら3つの施設は、宿の周辺にあまり観光名所が少なく、温泉以外でもいろいろと楽しんで帰っていただきたいという女将の思いから生まれた。

宿にも、もちろん少しずつ手を加え、すでに露天風呂付き客室として人気のある「松風亭」のほかに、平成20年には「松籟亭」を完成させ、さらに好評を博している。

女将さんは、常に着物を身に着け、時間がある限りチェックイン時には、ほとんど毎日のように客に挨拶をする。夕食時にもそうだ。そんな女将でも部屋食の客の場合には顔をださない。プライバシーを守りたい客との線引きは常に考えているのだろう。
こんな女将さんは、昔は多くいたようだ。ところが時代が変わって団体旅行から個人旅行中心にシフトしてきたこの時代には、このようなスタイルは少し古臭く感じる方もいるだろう。しかしながら、この宿を訪れるリピーター客のほとんどが女将目当てという事実もここにはある。
女将は館内を常に目配りして歩く。すれ違いざまに常連客に会うとまた話がはずむ。

驚いたのは私が取材をやっと終えた夜11時頃、大浴場に向かおうとしたら昼間と同じ着物姿の女将に廊下で会った。
「まだお仕事は終らないのですか?」と聞くと、「まだこれから事務所に戻ってお客様に礼状を書くんですよ。」と言う。
え?たしか女将は朝早くからチェックアウトの客にも挨拶をしているはず。いったいいつ寝てるんだと驚きを感じたが、「私は4時間も寝れば大丈夫なのよ。」と平気でおっしゃる。
「私は万年、38歳なのよ。」とも。

失礼ながらもうお年もそんなに若くはないはず。しかしながら、常に客と接することが何よりも楽しみで、何よりも生きがいなのだろうか。
そんな女将を見ていると正直羨ましくも感じた。こんなに心底自分の仕事が好きな方を久々にお会いしたような感じがして・・・。
印象的だったのが女将の言葉−「私はあの世に行っても、また主人と結婚して、また松やの女将をやるの。それが私の夢なの。」
いつまでも現世で「花の宿 松や」の女将さんを続けて欲しいと思わずにいられない。
国土交通省は、接遇業務の総括責任者である女将の役割が重要視されていることから、長年旅館業務に従事している者で、その成績が優秀かつ他の模範となる女将について、新たに国土交通大臣表彰を行う制度を創設することとした。彼女は、旅館女将の国土交通大臣表彰の栄えある第1回受賞者として選ばれた。2005年(平成16年)のことだ。
さらに、地域振興の業績を評価され、2006年には、旅館の女将としては全国では初めての「黄授褒章」を受賞したことを付け加えておく。(J)
施設&大浴場の画像はコチラ客室の画像はコチラ料理の画像はコチラお土産&その他の画像はコチラ公式ホームページへ

貸し切り情報
■貸切料金宿泊の場合 \2,500/45分
■利用時間13:00〜0:00、6:00〜9:00
■予約方法事前予約(宿泊予約時)

風呂施設情報
■貸切風呂部屋付き:ヒノキ風呂、信楽焼 家族風呂(時間制):ヒノキ風呂
■貸切風呂の眺望部屋付き:山・川・庭園 家族風呂(時間制):山
■その他のお風呂大浴場:男女別露天風呂:あり(※男女別の入れ替え:無し)

施設情報
■部屋数全67室
和59室(バストイレ付き55室/トイレ付き4室)
和洋8室(バストイレ付き8室)
※うち露天風呂付き客室6室、「展望」風呂付き部屋:3室
■収容人数250名■駐車場80台
■ペット-■バリアフリー対応(詳細: 完全な対応ではありません)
エステ・マッサージ エステ:無し※ただしリフレクソロジー(足裏マッサージ)はあります。
マッサージ:あり(詳細:\4,000/40分)
■インターネットなし 
■DVD-
■TVチャンネルNHK2局、民放5局
■施設宴会場・カラオケ・スナック・ラウンジ・喫茶室・売店

こだわり情報
■冷蔵庫のシステムスイッチ付き自動計算(持ち込みのドリンクを入れるスペースなし)
■冷凍室利用可
■冷蔵庫のドリンク中瓶:\787、ジュース(オレンジ):\262
■オススメお土産生酒「花の宿」\1,050 ※宿オリジナル 竹久夢二グッズ多数あり
■自動販売機ジュース:あり \150  、アイスクリーム:無し■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 2本
ウィルコム 不可
■売店あり アイスクリーム無し
■近くのコンビニクルマで5分
■アメニティ 
浴衣バスタオルタオル置いてない石鹸
ボディソープシャンプーリンス置いてないリンスinシャンプー
歯ブラシシャワーキャップドライヤーブラシ・くし
カミソリ綿棒置いてないウォッシュトイレ  
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス車いす対応客室/玄関前スロープ/階段、通路手すり/無料貸し出し用車いす/
■お子様子ども用スリッパ/子ども用浴衣/子ども用食器/粉ミルク用のお湯/
■外国語英語

近隣情報
■周辺観光スポット-
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
-
■スポーツ-

■花の宿 松や:フロント 海老澤さんからのコメント 
私どもの旅館では、その季節に合わせて館内のお花や雰囲気が変わり、外を見渡せば 季節が変わるたびに景色が変わりますので、1年中新鮮な気持ちでお越し頂くことができます。 また、鬼怒川では、当館のみが川岸までおりられますが、そちらから山の方をみますと、なんともいえない癒しが待っております。  当館の従業員は、常に笑顔を心がけておりますので、お客様には安心してお過ごし頂いて、お帰りの際にはお客様も笑顔になってお帰りになられる旅館であると思います。 夏休みには家族連れが多いため、お子様には、花火やおもちゃ、お菓子などをプレゼントし、いい思い出を作っていただいていると思います。

貸切日帰り情報
■料 金\3,500/45分(1組)
■利用時間13:00〜15:00
食事付きプラン(要予約)
■料 金-■食事の内容-
■設定日-■受付時間-
■その他-

泉質/効能
■泉質アルカリ性単純温泉
■源泉の温度44℃
■湧出量-■水素イオンpH 8.6
■源泉の湧出状況旅館組合で集中管理して各旅館に分配される源泉、温泉供給会社から買う源泉 合計2本
■加水/循環ろ過●男女別の大浴場と露天風呂・・・源泉かけ流しと循環ろ過装置を併用
●貸切露天風呂と客室露天風呂・・・加水をしない源泉100%かけ流し
●客室展望風呂と客室の内風呂・・・水道水を使用
■加温あり(温度を保持するため)
■消毒あり(塩素)
■浴槽の掃除の回数1日1回
■入浴剤未使用
■効能神経痛、くじき筋肉痛、五十肩、うちみ、関節痛、冷え性、健康増進
■湯の色無色
■飲用不可■飲用の効能-
■におい/味無味無臭

アクセス情報※Googleマップを見る
■電 車東武鬼怒川線 鬼怒川公園駅下車 徒歩3分■送 迎なし
■クルマ日光宇都宮自動車道路今市ICより国道121号にて16km 約30分

 上記のデータは 2008/09/02現在のものです。
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富士野屋 夕亭
別邸 一花
たてしな藍
石苔亭いしだ
近畿地方
白浜館
中国地方
八景
藍の宿 木屋旅館
大谷山荘
別邸 音信
九州地方
草庵秋桜
べっぷ昭和園
ふもと旅館
旅館 藤もと
忘れの里 雅叙苑
天空の森