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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
原生林の森に静寂の空間 / 乳白色の源泉かけ流しを客室露天風呂で堪能
萬岳楼
ばんがくろう
Bangakurou
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萬岳楼

萬岳楼
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萬岳楼 24時間オンライン予約
住所:〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
TEL : 0460-84-8588 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.bangakuro.com
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:明治4年  改築:平成21年  改装:-年
部屋数:10室

お得情報をチェック

貸切露天風呂 ×0
貸切の内風呂 ×2
部屋付きの露天風呂 ×10
部屋付きの豪華内風呂 ×5
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
露天付き特別室 ★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★
本館露天付客室 ★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★
露付新棟「枯淡」 ★★★ - ★★ ★★★
本館わびすけ ★★★ ★★ ★★★ ★★
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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 この宿のキーワード ■樹齢200年を超える原生林の森に佇む
■大涌谷湧出の白濁の温泉は「美肌の湯」 ■4000坪の敷地に10室すべてが露天風呂付客室
■豊富な湯量による源泉100%かけ流し ■茶懐石の流れをくむ素材重視の料理

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
広さ充分の貸切風呂は無料で利用可能
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
2009年11月に誕生した新館の客室露天
「萬岳楼」の最大の魅力は、やはりあの白濁した温泉に尽きるだろう。
大涌谷から引き湯された温泉量は、このあたりの温泉宿としては群を抜いて多い。
だからこそ、当たり前のように、循環ろ過装置を導入してのリサイクル温泉ではなく、100%かけ流しの温泉となって、湯舟からお湯がオーバーフローしている。
消毒殺菌作用の優れた酸性のお湯は、切り傷やけどなどの皮膚病に効果があり、石膏泉特有の鎮静作用も期待できる。

ところが、この宿には、温泉宿の必須アイテムと言える男女別大浴場がない。
すべての客室に専用の露天風呂が付く宿なので、必要ないとも思えるが、小さな客室露天風呂だけでは物足りないと思う方向けに、この宿はその男女別大浴場の代役というべき貸切風呂を大小2つ用意している。
団体旅行客を取らず、あくまでも個人旅行向けの宿としての姿勢が垣間見えるところでもある。

大きい貸切風呂と小さい貸切風呂は、予約いらずで、空いていればいつでも利用できるシステムとなっている。もちろん、無料でいつでも湯浴みができるところも嬉しい限り。
最近リニューアルして整えられた客室と違って、こちらのお風呂は昔のままだが、それは表現を変えれば、木造りの湯舟が、古き良き温泉宿の風情を残しているとも言える。
ただ、気をつけなければならないのは、湯舟の上部に熱いお湯が滞留しているので、湯浴みをする時は、よく湯をかき混ぜて入る事。
その日の気温などを考え、お湯の量を絞りながら調節して、湯温を適温にしている、本物のかけ流し温泉式なので、むやみに水を加えて湯温を下げないように注意したいところだ。

宿の公式ホームページへ 2007年7月に改装された客室「みず」「そら」の特別室、そして本館の「こもれび」「こだま」「かぜ」には、庭に面したウッドテラスに檜の樽型の湯舟(露天風呂)が用意され、さらには内風呂も揃っていた。
もちろん、これらすべての湯舟は、源泉かけ流しのスタイルであることは言うまでもない。
唯一、新築ではない、改装だけの本館2階の「わびすけ」という客室は、いわゆる露天風呂付き客室とはなっているが、お風呂は部屋には無く、一度部屋を出て、専用の露天風呂棟まで移動することになる。
しかしながら、お風呂は四角い広々とした湯舟で、開放感も抜群だ。

2009年11月には、さらに新館「枯淡」がオープンして、「るり」「もえぎ」「こはく」「ぐんじょう」の4部屋にも、客室露天風呂が付いた(内風呂は付いていない)。
こちらの湯舟は、本館客室のような樽型ではなく、四角形の檜の上品な佇まいとなっている。
屋根が付いた半露天風呂のような設計なので、天候に左右されず湯浴みが楽しめる。
これらも、もちろん大涌谷の白い濁り湯のかけ流しとなっており、箱根仙石原の澄んだ空気の中で、心ゆくまで温泉を満喫できるはずだ。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

宿泊情報※料金は1室2名様宿泊時の1名様分(サービス料込税込)※別途入湯税150円(大人のみ)
■公式HPネット予約特典
【ベストレート(最低価格)保証】
公式HPからの予約が一番お得な料金になっております。
■本館2F・露天風呂付き客室「わびすけ」
(定員1〜3名)
¥21,000〜 休前日アップ料金 ¥3,150
※和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+客室露天風呂+T(和洋室)
※客室露天風呂は、部屋を出て15秒ほどの距離にある。
■本館・露天&内風呂付き客室「こだま」「かぜ」
(定員2〜4名)
¥28,350〜 休前日アップ料金 ¥3,150
※和室8帖+6帖+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T(和室)
■新棟「枯淡」半露天風呂付き客室「こはく」「ぐんじょう」
(定員2〜3名)
¥28,350〜 休前日アップ料金 ¥6,300
※和室8帖+和室6帖(8帖)+客室半露天風呂+T(和室)
※中学生未満のお子様はご遠慮いただいております。
■新棟「枯淡」半露天風呂&テラス付き客室「るり」「もえぎ」
(定員2〜3名)
¥31.500〜 休前日アップ料金 ¥5,250
※和室8帖+和室8帖+廊下+テラス+客室半露天風呂+T(和室)
※中学生未満のお子様はご遠慮いただいております。
■本館・露天&内風呂付き客室「こもれび」
(定員2〜5名)
¥31.500〜 休前日アップ料金 ¥5,250
※和室12帖+8帖+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T(和室)
■露天&内風呂付き特別室「そら」
(定員2〜4名)
¥34,650〜 休前日アップ料金 ¥4,200
※和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T(和洋室)
■露天&内風呂付き特別室「みず」
(定員2〜4名)
¥36,750〜 休前日アップ料金 ¥3,150
※リビング+和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T(和洋室)
■IN→ 14:00 ■OUT→ 11:00 ■カード使用
■部屋の眺望 森・庭園 ■部屋食 夕朝 
■夕食の内容 創作懐石
■朝食の内容 和食
■お得なプラン 最大5,250円割引きの(現金払い限定)(数量限定)プランなど、お得なプランは公式をチェック★

施設&大浴場の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ
茅葺き屋根の母屋は昔のまま 薪ストーブで迎えてくれる開放的なロビー
箱根・仙石原は、一面に広がるススキの草原が印象に残っている方も多いだろう。
秋には山肌一面がすすきの草原となり、箱根の代表的景観を作っている。
その仙石原湿原植物群落は国指定の天然記念物にもなっていて、毎年3月には野焼きも行われている。
近くには「箱根湿生花園」(3月後半〜11月末に開園)があり、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせるという。

「萬岳楼」は、その仙石原エリアでも、「こもれび坂」沿いの緑深い森の中に佇む。
箱根湯本からアプローチすると、クルマで20〜30分ほど山を登る。
箱根登山鉄道(箱根湯本駅から)を利用すれば、強羅駅で降りて、バスを使って「萬岳楼前」で下車すればいい。
近くには「ポーラ美術館」があるが、隣接する民家や宿なども見当たらない。
聴こえるのは、風で揺れる木の枝がすれる音か、小鳥のさえずりぐらい。
この宿は、箱根にありながら、秘湯の一軒宿の風情を感じさせるのだ。

宿の建物も、その自然の中に溶け込むように、ひっそりとしている。
外からは一部しか見えないが、玄関右手には藁葺き屋根の母屋の棟があり、館内からその屋根の裏側を見ることができる。
樹齢200年ほどの原生林が、4000坪に及ぶ敷地を取り囲み、最近できたような温泉旅館には出せないオーラが漂っているようにも感じる。
しかし、実は2007年と2009年11月の大規模な改装により、建物の内部は大きく変わった。
すべての客室に、源泉かけ流しの露天風呂を備えた、ハイスペックな宿に変身したのだ。

エントランスに入ると、その天井には、立派な“梁”が出迎えてくれた。
創業以来、受け継がれているだろう木の看板も掲げてあった。
その奥には、広々としたロビーフロアが確保されており、ソファーが点在するように配置されていた。
秋から春先にかけては、薪ストーブに火がともり、ゲストはその暖かいもてなしに、カラダもココロも解けていく。
そのロビーは大きなガラス張りとなっているが、そこからは、この宿の代名詞でもある古木を見ることができる。
大きく空に伸びた木はさわら。その左に寄り添うように立つのは、さくらの木だ。
おそらく100種類を超える木々が、この宿の庭園に生きているのだろう。

宿の公式ホームページへ 「萬岳楼」の温泉は白く濁ったお湯。
大涌谷から引き湯している温泉だ。
そのミルク色のお湯を、館内のお風呂に、循環ろ過装置を使わず、すべてかけ流しにしている。
これは、来訪者人口に比べて、源泉量が足りないと言われている箱根温泉郷では、近隣の宿が羨むほどの贅沢さなのだ。

泉質名は、「酸性−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物泉」。
旧泉質名でいえば、「酸性−含塩化土類石膏泉」となる。
pH(ペーハー)2.9の酸性の湯で、切り傷やけどなどの皮膚病に良いとされ(消毒・殺菌作用)、さらには、含有する硫酸イオンのおかげで、血管を拡張して血行を改善し、動脈硬化症にも効果的と言われている。

また、大量に含まれるメタケイ酸は、コラーゲンの生成を助け、肌をツルツルにする作用を持つカルシウムイオンとの相乗効果で、肌のセラミド(細胞間脂質)を整えてくれる。
これでお分かりのように、いわゆる「石膏泉」は、「美肌の湯」の条件を満たしているとも言える。
さらにこの温泉のカルシウムイオンの含有量は104mg/1kg。
ちなみに、牛乳のカルシウム量は1000mg/1kgだから、牛乳を10倍に希釈した温泉とも言えなくもない。
カルシウムイオンは、鎮静効果があり、血圧を下げる作用もあるのだ。

「萬岳楼」は、全10室規模の宿でありながら、その温泉量は、周辺の温泉宿・ホテルなどと比べても非常に恵まれている。
それが、この宿の人気の要因でもある。
そして、あくまでも個人旅行向けの宿であることが嬉しい。
男女別大浴場の代わりに、貸切風呂が2つ備わり、こちらも好きな時間に独占して湯浴みが楽しめる。

この宿には、ロビー周辺以外、パブリック施設はない。
しかし、客室に備わる露天風呂と、貸切風呂だけで、充分に満足させてくれる。
大人だけが分かる、時がゆったりと流れる心地よさが、この宿には漂っているようだ。
施設&大浴場の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

客室の画像はコチラ 客室の画像はコチラ
緑に包まれた落ち着いた雰囲気の客室 2009年11月に誕生した新棟「枯淡」
「萬岳楼」全10室には、大涌谷から引いた白濁の客室露天風呂が備わる。
箱根には、多くの客室露天風呂を備えた宿が営業しているが、全室が源泉かけ流しの露天風呂付きというのは非常に珍しい。
それも豊富な源泉を所有しているからできること。

客室は、2007年7月に新築された5室と、リニューアルされた1室。
そして、2009年11月に誕生した新棟「枯淡(こたん)」の4室の合計10室。

2007年7月に新築された5室(みず、そら、こもれび、こだま、かぜ)には、オープンテラスに檜の樽型の露天風呂と、同じく温泉を使った内風呂と2つの湯舟を備える。
リニューアルされた客室「わびすけ」は、部屋の外に造られた野趣溢れる四角い露天風呂が備わる。

2009年11月に新築された4室(るり、もえぎ、こはく、ぐんじょう)には、屋根の付いた全天候型の半露天風呂が備わる。

料金でグレードを分けると・・・・・
@露天&内風呂付き特別室「みず」(和洋室)
A露天&内風呂付き特別室「そら」(和洋室)
B本館・露天&内風呂付き客室「こもれび」/新棟「枯淡」の半露天風呂付き客室「るり」と「もえぎ」
※「こもれび」と新棟「枯淡」の「るり」と「もえぎ」は同料金。
C新棟「枯淡」の半露天風呂付き客室「こはく」と「ぐんじょう」
D本館・露天&内風呂付き客室「こだま」と「かぜ」
E本館2階・露天風呂付き客室「わびすけ」(和洋室)
・・・・・となる。

共通している設備とすれば、ハンドマッサージ機能が付く高級マッサージチェアが備わっていること。
多くのお客に喜ばれている。
そして、全客室にインターネット環境(LANケーブルはフロント貸出)が備わっていることも嬉しい。
最近は、ノートPCを持ち込んでのお客も増えてきたという。

宿の公式ホームページへ それぞれの客室の解説をすると、まず、2007年7月に新築された露天&内風呂付き特別室「みず」から。
この部屋は、フロントから一番奥まったところにあり、森の静けさを一段と感じさせてくれる。
閑静で開放感溢れる空間は、贅沢そのもの。
間取りは、リビング+和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。和洋室の構成。

同じく、特別室「そら」も、2007年7月に新築された特別室。
設置している洋服ダンスはアメリカ・ドレクセルヘリテイジ社製。
広縁の床の色はダークブラウンの落ち着いた色調で和と洋の融合といった雰囲気。
客室露天風呂があるオープンテラスとは別にベットルームの外にもテラスが設けられていた。
間取りは、和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。和洋室の構成。

本館の露天&内風呂付き客室「こもれび」も2007年7月に新築された部屋で、人気の角部屋となっている。
庭に面した広縁が心地いい。広縁とオープンテラスの樽の露天風呂からは、山桜が見える。春は見ものだろう。広縁がこの宿で一番広く、思わず昼寝をしたくなる。
間取りは、和室12帖+8帖+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。

そして、2009年11月に誕生した新棟「枯淡」は、全4室の構成。
中学生未満のお子様はご遠慮いただく、大人専用の客室棟となっている。
本館と違って、内風呂は付いていないが、屋根付きの全天候型の半露天風呂は、内風呂の機能も果たす。
「るり」と「もえぎ」には、広々としたオープンテラスが備えられているが、「こはく」と「ぐんじょう」には無い。
すべて、落ち着いた和室の構成で、どの部屋も、静かで落ち着ける雰囲気だ。
「るり」の間取りは、和室8帖+和室8帖+廊下+テラス+客室半露天風呂+T。
「もえぎ」は、和室8帖+和室8帖+テラス+客室半露天風呂+T。
「こはく」は、和室6帖+和室8帖+客室半露天風呂+T。
「ぐんじょう」は、和室8帖+和室8帖+客室半露天風呂+T。
どの部屋も一見同じ印象を受けるが、間取りは若干違いを見せる。

ロビーに一番近い客室が、本館の露天&内風呂付き客室「こだま」と「かぜ」。
こちらも、2007年7月に新築された部屋で、テラスに露天風呂があるタイプでは、この宿では一番リーズナブルな料金設定のため人気となっている。「かぜ」の部屋からは、もみじの木も見えた。
間取りは、「こだま」「かぜ」とも共通で、和室8帖+6帖+広縁+テラス+客室露天風呂+内風呂+T。

そして、最後は、唯一、新築ではなくリニューアルされた本館2階の客室「わびすけ」。
客室露天風呂は、部屋の階段を降りて、いったん部屋を出なくてはならない。ただ、数十秒の距離だが。
また、これも唯一の2階客室ということもあり、窓からの眺めも原生林を一望でき、天気が良ければ箱根の外輪山も見える。
間取りは、和室8帖+洋室(TWベッド)+広縁+Tで、外に客室露天風呂が付く。
洗面所が付いていないのが、この部屋の短所でもあるが、2つの貸切風呂に一番近い事は、長所であろう。
なお、この客室は嬉しいことに、平日限定だが、日帰りステイを受け付けている。
お一人様15,750円で、14:00〜22:00の間で最大8時間滞在できるのだ。
夕食は、宿泊客と同じ創作懐石が付いて、非常にお得なプランとなっている。

以上のように、たった10室(和室7室、和洋室3室)の構成ながら、それぞれに個性のある客室が揃っている。
今流行のモダンな家具や、デザイナーが設計したような雰囲気は無いが、和風旅館の王道を行くような、飽きのこない落ち着いた設計の空間になっているのは好感が持てる。
客室の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA 画像そのB
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
宿泊客を惹きつける創作懐石 彩り鮮やかな「木枯らし粥」
「萬岳楼」の夕食の献立は、「茶懐石」の流れで構成される。
すべて、お部屋食となり、落ち着いた雰囲気の中、リラックスしていただく事ができるのだ。
以下は、取材時(2009年11月中旬)のメニュー。

一品目は、「昆布湯」(とろろこぶ)と、茶菓子として、「栗白衣」(しらごろも)の組み合わせ。白衣は、山芋をこしたもの。
二品目のはしつけは、「芹かに和え・菊花添え」。日本海で水揚げされたズワイガニと芹は、塩とサラダ油で和えたもの。食用の菊もアクセントとなっている。
三品目は小鉢。大和芋と長芋をすりおろして、ゼラチンで固めた「山芋羹」。北海道の蒸し雲丹とふり柚子も添えられていた。土佐酢に浸していただく。
四品目は椀。広島産牡蠣の出汁で卵豆腐仕立てにした「牡蠣豆腐」を、島根・宍道湖産のシジミ汁でいただく。銀杏、紅葉麩で季節感を出して、おろし生姜で味が調えられていた。上品な味わいだ。
五品目で、ようやく「夢」と称する、いわゆる前菜が登場。
床節大船(だいせん)煮(本来は鮑と大豆を煮たものを大船煮という)、いくら醤油漬、イカ酒盗衣、むかご雲丹、じゃこ山椒、そして中央には、塩茹でされた車海老と蜜煮した花豆、梅くらげが並ぶ。
いずれもお酒が進む一品だ。
造里は、季節の刺身五点盛。
宿の公式ホームページへ マグロ、ヒラメ(駿河湾)、牡丹海老(北海道)、そして、ミル貝、水ダコ(相模湾)。
いずれも小田原市場から新鮮な状態で運ばれてくる。
七品目は、メイン料理と言える「牛肉とエリンギのステーキ」。
出汁とバターと醤油で作られたソースは、小麦粉でとろみが付けられていた。肉は国産の山形牛を使用。
ジャガイモ、紅茄子(トマト)、沢芥子(クレソン)も添えられていた。
ここで、お口直しで、グレープフルーツのシャーベットが出た。
煮物は、「蓮根挟み揚げ みぞれ餡かけ」。
海老真薯(しんじょ)と青とうがらしが、品のいい味付けを演出してくれる。
締めの食事は、「こがらしがゆ」。
木枯らしが吹いて色の付いた葉が舞うように、様々な食材が散りばめられている。なめこ、カニ、小松菜、海苔、梅干、そしてあられも入っていた。
水菓子は、「洋ナシのコンポート」。色ワインで煮た洋梨には、巨峰とレモンゼリーも添えられていた。
そして、ラストにも、ほうじ茶といっしょに「茶菓子」として「ぜんざい」(お餅入り)が出された。

朝食も、夕食同様、お部屋でいただく事となり、食欲をそそる献立が用意されていた。
焼魚はアジ。ぬたは、ホッキ貝とわけぎを和えたもの。そして、マグロの山かけ、湯豆腐(しいたけ、白菜、春菊、鮭)、サラダ(トマト、レタス、ベビーリーフ、海老、コーン)、たらこ、蒲鉾、わさび漬・・・など品数が豊富に並ぶ。
味噌汁はシジミと油揚げ。デザートには、キウイ、オレンジの入ったレモンゼリーが出た。

これら、渾身の料理を作るのは、山之内尚(たかし)料理長。
2008年4月から、「萬岳楼」の板場を預かる彼の腕により、多くのリピーター客を創出しているようだ。
料理の画像はコチラ 画像その@
この宿の公式HP

料理の画像はコチラ 料理の画像はコチラ
苔むす原生林に包まれた環境 庭の紅葉は10月後半〜12月上旬が見ごろ
「萬岳楼」は、周辺全体が様々な木々に覆われている印象。
宿の前の道路の名前も「こもれび坂」といって、まさにピッタリのネーミング。
「萬岳楼前」という名のバス停留所もある。
それは、古くからここに宿があるということの証明でもある。

駐車場を通って玄関へ向かうと、湧き水が流れる小さな池があった。その近くで、ネコも出迎えてくれた。
玄関を開けると、そこにはオーナーの愛犬タッジオが寝ていた。
名前は、ドイツの作家、トーマス・マンの小説「ヴェニスに死す」(1912年発表)の登場人物である美少年の名前から拝借したという。
お腹にはイノシシと闘った後の傷もあり、ワイルドな一面もあるが、基本的には人懐っこいワンちゃん。

赤い絨毯が敷き詰められたロビーの端に珈琲サーバーが置かれていた。
エスプレッソ、マイルドエスプレッソ、カフェラテ、カプチーノなどが、好きな時間に無料でいただけるという嬉しいサービスがそこにあった。

また、ロビーには大きな木箱が置かれていた。話を聞いてみると、それは金庫だとわかった。
オーナーのご先祖が、江戸時代に、箱根の裏関所の役人をしていたらしく、その時に使っていたというものらしい。当然、現在は金庫としては使っていないが、骨董品的なオブジェとして飾られていた。

宿の公式ホームページへ さらに、フロントの母屋の柱には「電話六八番」という表札が張られてあった。
おそらく昭和初期(戦前)のものらしいが、箱根で68番という二桁の数字(電話番号)というのも、時代を感じさせる。

そんな歴史を積み重ねてきた「萬岳楼」の客室は、2007年と2009年の2回に渡る大掛かりな工事で、大きく生まれ変わった。
全室に源泉かけ流しの露天風呂付きというのも贅沢だが、備品にもお金をかけている。
なんと、腕モミ機能付きの高級マッサージチェアが全室置かれているのだ。

そして、やはりこの宿を印象付けるのは、庭園の木々だろう。
ロビーから見る風景は、エントランスから見えるものと違い、さらに多くの種類の木を見ることができる。
ロビーからすぐ見えるのは、サワラと桜。
本館客室「かぜ」とロビーの間にそびえ立つサワラの大木は、30mはゆうに超えるだろう。
樹齢も推定200年とのこと。
他にも、ほうの木、ケヤキ、モミジ、アセビ、ヒメシャラなど100種類以上はあるという。
5月のゴールデンウィーク過ぎには、ミツバツツジやヤマツツジの花も見事らしい。
紅葉は10月後半から12月初旬にかけて。
緑と黄色と赤のコントラストは、厳しい冬を迎える前の饗宴のようでもある。
庭には、竹林、梅林などもあり、まさにここは森の中の宿。
苔むす木を眺めていると、侘び寂びも感じ、自然の造形美に心を癒される。
お土産&その他の画像はコチラ 画像その@ 画像そのA
この宿の公式HP

「萬岳楼」がある仙石原は、標高750mにあり、仙石原高原とも言われている。
近隣には多くの美術館やゴルフ場も点在する。
そして、この周辺の温泉旅館やホテルは、大涌谷からの引き湯によって、賑わいを見せている。

「萬岳楼」は、明治4年(1871年)の創業。
その歴史は、大涌谷の温泉造成に大きく関わっている。
大涌谷の温泉は、白濁の湯として人気が高い。
これは、いわゆる「造成(ぞうせい)温泉」と言われるもので、強羅も含め、箱根のにごり湯とは、大涌谷の温泉を指す。
「造成温泉」とは、地中から湧き上がる蒸気に水を通すなどの手法により人工的に作られた湯で、温泉法の基準を満たしているものをいう。

しかし、「萬岳楼」の温泉は、他の宿の温泉と少し違う。
昔、創業者(現3代目社長の祖父)が掘削した泉源は、なんと蒸気から造ったものではなく(造成温泉ではなく)、天然の湧出温泉だったのだ。
つまり、水などを加えず、地中からそのまま出た状態の「天然温泉」なのだという。

「萬岳楼」は、明治初期にすでに大涌谷の温泉権を所有していた事もあり、大涌谷の温泉開発に大いに関係していた。
だからこそ、現在でも豊富な温泉量を持っている。
温泉の開発に深く関わったのだから、当たり前といえば当たり前なのだが、その有り余るほどの温泉は、館内すべての湯舟に、源泉かけ流しで注がれている。

この宿は、今まであった宴会場などをつぶして大規模な改革を行った。
古い客室も壊して、2007年7月に、たった6室の宿としてニューオープンを果たす。
客室5室は新築で、オープンテラスに、客室露天風呂を置くスタイルに変身させたのだ。

つまり、団体旅行などの客は取らず、少人数の個人旅行客にターゲットを絞った湯宿にチェンジしたわけだ。
これが大いに当たった。
2008年9月のリーマンショックから始まる世界同時不況など関係なく、お客は「萬岳楼」に来てくれた。
もともと、お湯は箱根一と言われるほどの良質な濁り湯に加え、それが客室に備わっているのだから、当たり前なのかもしれないが・・・。

そして、その好調の波に乗り、2回目の工事に着手する。
内容は、追加の新築工事というもので、2009年11月に新たな客室棟「枯淡」(全4室)を誕生させた。
4室すべてが、屋根付きの半露天風呂が付き、いわゆる雨降りの日でも湯浴みができるようにしたのだ。
二間続きの和室は、充分な広さを確保されており、ここも相変わらずの人気を得ている。

宿の公式ホームページへ 「萬岳楼」は、本館2階の客室「わびすけ」を除いて、一泊3万円台が主流となっている。
部屋に専用の露天風呂が付いているので、箱根でいえば、標準的な料金設定ではあるが、高級なお値段には違いない。

しかし、「萬岳楼」はいわゆる「高級旅館」とは少し違う。
最近ニューオープンしたラグジュアリーなシティホテルっぽい高級宿のように、お洒落なユニフォームに身を包んだスタッフによる、洗練された接客サービスなどは無い。
また、老舗の高級旅館のように、仲居さんがお客にピッタリ寄り添うような伝統的な接客も無い。
「萬岳楼」は、あくまでも、お客が気兼ねなく寛げる空間を作ろうと、または、自分の別荘に滞在しているがごとく、自然体でいられるような雰囲気を作ろうと、こころがけているのだ。

だからこそ、「自分は客である」「何でもワガママをきいてもらう」的な、我を通すようなお客には、この宿は合わないだろう。
このマイナスイオンたっぷりの仙石原の森の中に佇む湯宿を、時間を愛しく思いながら、ゆったりと過ごしてもらうお客こそ、この宿に合う。

都会の日常に疲れた大人のための隠れ家的なイメージもあるが、この宿の空気感は、他の宿では味わえない独特なものがある。
カラオケ、ゲームコーナーなどの遊戯施設も無いし、エステサロンも無い。
その代わりに、極上の温泉と、自然に包まれた静かな環境、そして料理長の心がこもった料理がある。

それだけで、温泉宿の素晴らしさを表現できるのだから、この宿のポテンシャルは非常に優れているという事なのだろう。
そして、この自然が創り上げたという森林の情景に目を移せば、地球が生きているという鼓動も感じてしまう。
「萬岳楼」という宿は、人の手だけでは絶対に創れない世界があるということを再認識させてくれる、不思議なパワーを持っているようだ。(J)

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この宿の公式HP

貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合無料 ※宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切:可
■利用時間 24h
■予約方法 チェックイン時

風呂施設情報
■貸切風呂 部屋付き:露天風呂・内湯、別練専用露天(わびすけのみ)
共同のお風呂(時間):ヒノキ風呂
■貸切風呂の眺望 部屋付き:山・庭園
共同のお風呂(時間制):山・庭園
■その他のお風呂 -

施設情報
■部屋数 全10室
和7室 (バストイレ付き7室)
和洋3室 (バストイレ付き3室)
露天風呂付き部屋:2室(みず/そら)
■収容人数 42名 ■駐車場 30台
■ペット 不可 ■バリアフリー 非対応
エステ・マッサージ エステなし
マッサージあり(40分4000円〜)
■インターネット 客室(光) LANケーブルレンタルOK
■DVD なし
■TVチャンネル NHK2局、民放5局、NHKBS3局、BS(民放5局)
■施設 ラウンジ(ロビーにてセルフサービスのコーヒー)

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム ドリンクが入っていない(持ち込みのドリンクを入れるスペース豊富/持ち込み専用)冷蔵庫あり
■冷凍室 利用可
■冷蔵庫のドリンク 無し
■オススメお土産 -
■自動販売機 - ■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 1本
ウィルコム 不可
■売店 -
■近くのコンビニ 車で5分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス なし
■お子様 なし
■外国語 英語(簡単なメール対応)

近隣情報
■周辺観光スポット ポーラ美術館
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
箱根湿生花園
■スポーツ 箱根カントリー倶楽部、箱根湖畔ゴルフコース、箱根湖畔テニスパーク

■萬岳楼:社長 石村郁夫さんからのコメント  
2009年の工事で、全10室の構成になりました。 すべてのお部屋が露天風呂付きとなっております。白濁の温泉はお肌にとってもいいですよ。 萬岳楼:社長 石村郁夫さん

貸切日帰り情報
■料 金 -
■利用時間 -
食事付きプラン(要予約)
■料 金 15,750円 ■食事の内容 宿泊客と同じ創作懐石
■設定日 平日のみ(繁忙期を除く) 要予約※3日前から前日まで予約受付 ■受付時間 14:00〜22:00(8時間滞在できます)
■その他 本館2階の和洋室「わびすけ」で滞在できます。専用の露天風呂もご利用できます。

泉質/効能
■泉質 酸性−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物泉
(旧泉質名:酸性−含塩化土類石膏泉)
■源泉の温度 64.7℃
■湧出量 55.5リットル/分
※1日の使用量の目安
■水素イオン pH 2.9
■源泉の湧出状況 温泉供給会社から買う源泉
■加水/循環ろ過 すべての湯舟が、源泉100%かけ流し。ただし気温の高い時などは加水して温度調節をしている。
■加温 なし
■消毒 なし
■浴槽の掃除回数 1日1回
■入浴剤 未使用
■適応症 動脈硬化症、慢性皮膚病、切り傷、やけど、慢性婦人病、虚弱児童
(他にも、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など)
■湯の色 乳白色
■飲用 不可 ■飲用の適応症 -
■におい/味 硫黄臭

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 箱根登山鉄道 強羅駅より「施設めぐりバス」 萬岳楼前下車すぐ
■送 迎 なし
■クルマ 東名自動車道 御殿場ICより国道138号、県道75号、県道733号を経て20分

 上記のデータは 2009/11/20現在のものです。
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