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貸切露天露天風呂付き部屋離れ貸切日帰り24時間利用食事エステ高速インターネットDVDサウナバリアフリーペット100%かけ流しかけ流し+加水かけ流し+循環囲炉裏混浴岩盤浴
エメラルドグリーンのかけ流しの硫黄泉と会席を楽しむ温もりの宿
広瀬館 ひてんの音
ひろせかん ひてんのね
Hirosekan Hiten-no-Ne
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広瀬館 ひてんの音

広瀬館 ひてんの音
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広瀬館 ひてんの音  
住所:〒959-2338 新潟県新発田市月岡温泉278-4
TEL : 0254-32-2421 ※MAPで宿を確認
宿の公式ホームページへ
http://www.hirose-hiten.com
※予約問合せの際は、必ず「貸切温泉どっとこむ」を見たと言ってください。

創業:大正12年  改築:平成元年  改装:平成10年
部屋数:13 室
貸切露天風呂 ×1
貸切の内風呂 ×0
部屋付きの露天風呂 ×0
部屋付きの豪華内風呂 ×0
オススメの客層 〜20代 30〜40代 50代〜 ファミリー 女性客 お忍び系
★★ ★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ 客室の画像はコチラ 料理の画像はコチラ お土産&その他の画像はコチラ
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 この宿のキーワード ■エメラルドグリーンの極上の湯を100%かけ流し
■美肌効果の高い硫黄泉を貸切露天風呂で ■全13室の静寂な大人の湯宿
■オーナー料理長の作る素材を吟味した会席膳 ■豊富な地酒と料理を客室でゆっくりと楽しめる

貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
貸切露天風呂は湯上り処と庭が備わった贅沢な空間
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ
エメラルドグリーンの神秘的な湯を源泉かけ流しで
この宿の貸切露天風呂は、一味違う。
薄暗い照明に包まれた12.5帖の和室の庭先に、ヒノキ造りの露天風呂があった。
ここは、まるで露天風呂付きの客室のような印象も持ってしまう。
この露天風呂の名前は「ひてんの音(ね)」と呼んでいるが、宿の名前の一部にもなっているし、オーナーの自信作でもあるようだ。

宿の周りは温泉街となっているため、囲いもあるので眺望はさほど望めないが、小さな庭を眺めながらじっくり湯と向き合うことが出来る。
屋根が付いた半露天型なので多少天候が悪くても入浴は可能だ。
湯舟にはエメラルドグリーンに輝く神秘的な温泉が、加水せず100%かけ流しで注がれている。
色の美しさだけでなく、美肌の湯として、女性客に人気の泉質でもある。
こちらの湯は硫黄成分が大変多く含まれているので、アクセサリー類は外した方がいいだろう。

通常、貸切露天風呂の脱衣所といえば、簡素は造りが多いが、ここではお風呂以上に魅力的な空間に仕上がっている。
趣味のいいラタンチェアや火鉢風のテーブルが配され、いわゆる和モダンな落ち着いた雰囲気が漂う。

こんなにいいお風呂だが、貸切時間は40分間。
時間がもったいないので、最初は男女別大浴場で汗を流し、この貸切露天風呂で、湯浴みとお部屋での寛ぎに時間を費やすのが賢い利用方法だろう。

貸切露天風呂は宿泊客であれば40分間無料で利用できる。利用時間は7:00〜24:00。
とにかく至福の一時を過ごせるのは間違いない。希望の時間帯に入浴したいのであれば、早めの予約をお勧めする。

日帰り入浴では昼食付きプランがあり、10:30〜15:00の間でお一人様3,680円〜となっている(平日限定、要予約)。これもオススメだ。
貸切&客室露天風呂の画像はコチラ 画像その@
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宿泊情報 ※料金は1室2名様宿泊時の1名様分 (サービス料込税込)※入湯税150円
■スタンダードプラン ¥12,600〜 休前日アップ料金¥2,100
※8〜15帖(全室広縁付きの和室)
■旬を食す おまかせ料理プラン ¥13,650〜 休前日アップ料金¥2,100
※8〜15帖(全室広縁付きの和室)
■霜降り和牛料理プラン ¥15,750〜 休前日アップ料金¥3,150
※8〜15帖(全室広縁付きの和室)
■鮮度抜群の海鮮料理プラン ¥15,750〜 休前日アップ料金¥3,150  
※8〜15帖(全室広縁付きの和室)
■IN→ 15:00 ■OUT→ 10:00 ■カード使用
■部屋の眺望 庭園 ■部屋食 夕朝
■夕食の内容 会席風料理
■朝食の内容 和食

施設&大浴場の画像はコチラ 施設&大浴場の画像はコチラ
オーナー自ら手がける見事な庭園 館内は落ち着いた雰囲気の和の空間
月岡温泉のある新潟県新発田(しばた)市は、越後平野の北部にあり、新潟市、阿賀野市に隣接している。
新発田市の北西部は、日本海に面した白砂浜海岸が広がり、東部には飯豊山、二王子岳などの山々がそびえ、海と山にはさまれた豊かな自然に恵まれている。

もともと、この周辺は、その昔、城下町として栄えた地域。歴史の舞台にたびたび登場するエリアでもある。
天正9年(1581年)、越後で上杉謙信亡き後、領主となった景勝に対して、新発田城城主・新発田重家が、反乱を起こし、新潟津を奪取して新潟城を築城して独立してしまう(新発田重家の乱)。
この頃、越後は、織田信長により西からの柴田勝家、南からの滝川一益らの侵攻に対処するのが精一杯で、結局、乱の収束には7年もの歳月がかかった。
江戸時代初期に新発田城は再建されたが、明治6年(1873年)に城郭破却令が発令される。
これにより、新発田城は、現存する本丸の一部を残して破却されてしまう。
時は流れ、平成16年ごろ、明治初頭の古い写真を基に、三階櫓(やぐら)と辰巳櫓が復元され、辰巳櫓のみ一般公開されるようになった。
現在の市内は、区割りや道、新発田川の水路など、当時の姿を留めている所も多い。

市の中心から外れると、加治川などを水源とした水田が広がっており、県下有数の良質な米(コシヒカリ)の産地としても知られている。
広大な農業地帯を有する新発田市だが、新潟近郊区間内に含まれている。
バイパスを通じて新潟市中心部と結ばれ、新潟市のベットタウンと位置づけされているのだ。

新発田市の中でも、月岡温泉は、"越後の奥座敷"の湯として親しまれ、新潟駅から各駅停車でも50分ほどのアクセスの良さを誇る。車ならば30分ほどだ。
新潟というと首都圏から少し遠い、雪国のイメージがあるかもしれないが、練馬インターから関越自動車道と北陸自動車道などを使えば、およそ4時間のアクセス。ドライブ好きの方には、ほどよい距離かもしれない。
ちょっと無理をしてでも行ってみたい良質の温泉を持つ所は全国各所にあるだろうが、ここ月岡温泉もその一つに数えられるだろう。

月岡温泉の開湯は、大正5〜6年(1916〜1917年)ごろと言われている。
全国的に石油開発が始まった頃で、大正4年ごろから月岡でも石油の採掘が行われた。業者が大勢入ったが、結局石油は思ったほど量が出なかったという。
これで最後にと、業者が共同して深く掘削することになったのだが、深さ250mほど掘ったところで温泉が湧き出てきたのだ。
石油業者は解散したが、本間周三郎氏(石油組合の専務理事)が温泉場の建設を思い立ち、湯小屋(共同浴場)を作ったのが、月岡温泉の発祥と言われている。

大正7年には一軒の旅館が創業する。すると緑色の不思議な湯があり、療養効果も抜群らしいと評判になった。
そんな噂を聞きつけ、湯治客の数も徐々に増えていったという。戦時中には疎開児童を受け入れ、戦傷軍人の療養所にも指定された。
近年では昭和60年(1985年)に関越自動車道が開通し、県外からも数多くの観光客が訪れるようになった。

「広瀬館 ひてんの音」は、月岡温泉の中心地にある。
この鄙びた街中で、落ち着いた上品な佇まいの外観が期待感を膨らませる。
月岡温泉は、地元の人が祝い事や様々な催しなどで利用する機会が多く、比較的大型旅館が軒を連ねる。
そんな中、対照的に、「広瀬館」は全13室のこぢんまりした宿。
静かに温泉を楽しみたい"大人の宿"といった風情がある。

館内も和のこだわりに満ち、女将が毎日生けるという花も上質な空気感を演出する。
フロントの横は広々とした開放的なロビーとティーラウンジ。オーナー自ら造園したという庭を眺めつつ、コーヒーなど飲みながらのんびりできる。
庭園には色とりどりの錦鯉が泳いでおり、その悠然とした姿を眺めていると心が落ち着いてくる。
また、その横にはバーカウンターも設けられていて、お酒類をオーダーすることもできる。

男女別の大浴場は、それぞれ「姫湯」「殿湯」と呼ばれ、時間による入れ替えはしていない。
どちらも、昔の湯治場の名残を残すような、レトロな浴場スペースになっている。
眺望はないが、硫黄臭のするエメラルドグリーンの極上の湯とゆっくり向き合っていただきたい。
そして、加水なしの源泉100%かけ流しの湯を満喫できる(ただし冬季のみ加温)。

月岡温泉の泉質は「含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)」。
硫黄成分濃度の高さで知られ、その主成分である硫化水素の含有量は日本で一、二を争う。
硫化水素イオンが1kg中20〜150mgもある。
ライバルは、草津温泉からさらに西に向かい長野県の県境近くにある万座温泉だ。
源泉によって1kg中272mg(遊離硫化水素)もあると言われている。
ちなみに、卵が腐ったニオイは、硫化水素が原因となる。

しかし、数字上では万座温泉より少ない含有量のはずなのだが、月岡温泉は「硫化水素含有量・日本一」と自慢する。
硫黄泉は、現在ひとまとめで呼ばれているが、旧泉質名でいえば「硫黄型」と「硫化水素型」と2種類の泉質となり、それぞれ特徴がある。
月岡温泉は「硫黄型」。それは「硫化水素イオン」が主成分で、湯に溶け込み、アルカリ性の湯に多い。
万座温泉などの「硫化水素型」は、「遊離硫化水素」が主成分となっており、酸性の湯に多いという。
しかし、万座のような酸性の湯では、遊離硫化水素は、いわゆる"ガス"なので、非常に揮発しやすい。
逆に、月岡温泉のアルカリ性の湯では、成分が湯に入り込み保持されやすいのだ。
また、源泉温度80℃ほどの万座温泉よりも、適温に近い源泉温度50℃ほどの月岡温泉の方が、成分が安定するとも言われている。
結果、よりその成分を実感できるのは月岡温泉になるのではないだろうかという論理だ。

硫黄型硫黄泉の温泉の色は、白濁するか、無色透明が一般的。ところが、硫化水素イオンの含有量が多くなると、美しいエメラルドグリーンとなる。
その神秘的な湯の色は、まさしく自然の恵み、大地の奇跡とも言えるものだ。
ただ、注意すべきは、指輪やアクセサリー類を付けて、湯浴みは決してしないこと。この硫黄泉のパワーは、10円玉に湯をかけると、5分も経たぬうちに黒っぽく変色してしまうことからも分かる。

月岡温泉は、いわき湯本温泉、磐梯熱海温泉とともに「磐越三美人湯」と言われ、"もっと美人になれる温泉"とも評される。
なぜなら美人湯の条件にあげられる"硫黄泉"と"アルカリ性"と、二つの条件を満たしているからだ。
また、"不老長寿の湯"とも言われており、いわゆる生活習慣病に効くという。
硫化水素泉は血管拡張作用が高く、高血圧の治療、あるいは予防効果にもいい。
さらに、月岡温泉は、硫黄泉でありながら、ナトリウム−塩化物温泉でもある。
昔の人は塩化物温泉のことを「熱の湯」と呼んでいた。塩分濃度が高いほど、カラダの体温を上げる作用があるのだ。だからこそ、湯冷めがしにくい特性も持つ。

月岡温泉の湯宿「広瀬館 ひてんの音(ね)」では、その極上の温泉をかけ流しの状態で体感できる。
硫化水素イオン含有20.7mgの月岡5号井と、113mgの月岡6号井を同時に湯舟に注ぎ込んでいる。

この宿には、大げさなパブリック施設は少ない。
それでも、本館2階には、ライブラリー「広瀬文庫」があり、無数の書籍が並ぶ。
そのスペースには、15分100円で利用できるマッサージチェアや無料サービスの足ツボマッサージも備わっていた。
地元の方から愛される月岡温泉の特性上なのか、小さな宿ながら宴会場が2ヶ所備わっている。
小グループでの宿泊や祝い事などにも使われているようだ。
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客室の画像はコチラ 客室の画像はコチラ
全13室が落ち着いた雰囲気の和室 モダンな家具のセレクトにもこだわりを感じさせる
この宿の全13室は、ゆっくり寛げる和室の造り。
料金体系の違いはないが、大きく分けて4タイプの客室構成となる。

まず、和室二間のタイプは「夕月」、「かめの間」、「広楽」、「つる」の全4室。
一間をゆっくり寛ぐためのリビングルームとして、もう一間を寝室として利用できる。
和室二間以外に広縁も備わり、若いカップルから長年連れ添ったご夫婦まで、気兼ねなく過ごせるだろう。

この宿で最も広いタイプとなるのが「桐の間」。
15帖の和室に4帖ほどの広縁(ゴザ敷き)が備わり、モダンな籐椅子が配されている。
グループのお客にも最適な客室タイプだろう。

続いて10〜12帖の和室一間タイプをご紹介。
12帖の和室タイプとなるのが「松の間」。
6帖ほどの広縁(ござ敷き)が併設され、ソファが配された落ち着いた雰囲気。
11帖和室タイプが「梅の間」は、約4帖の広縁にフランス製のヴィンテージチェアが備わっていた。
10帖和室タイプが「王将」、「竹の間」。「竹の間」はバスなし。しかし、ゴザの敷かれた広縁は広々としており、イス・テーブルが置かれ寛ぎのスペースとなっていた。

8帖一間のタイプとなるのが「ぼたん」、「あやめ」、「あじさい」、「すいせん」。
こちらのタイプも広縁(カーペット敷き)が備わり、充分な広さがある。

以上が「広瀬館 ひてんの音」の客室構成。バス付きの客室が7室、バスなしの客室が6室となっているが、全てシャワー付きトイレを備えている。

「広瀬館」は、月岡温泉の街中にあるため、眺望はあまり期待できないが、全ての客室が清潔感にあふれ、大人が静かに過ごせる心地いい和の空間が広がっている。
また、全室に女将が心を込めて生けた花が飾られていて、お部屋の雅な空間作りに貢献している。
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オーナー料理長の匠の技が光る会席風料理 地酒に合う筍の蕗味噌添えは豊かな風味
新潟県と言えば何といっても美味しいお米と、地酒であろう。
「広瀬館」の夕食は地元日本酒にぴったり合う会席料理。地元産の旬の素材を厳選し、手造り、月替りの献立である。
部屋出しの夕食になっているので、誰にも邪魔されずに新鮮な山の幸や海の幸が堪能できるだろう。

取材時(2009年4月)にいただいたのは「旬を食すおまかせ料理プラン」。一皿ずつご紹介していこう。
前菜はアボガド蕨山かけ雲丹添え、温泉玉子ソース、うるい雲丹添え、生ハムパパイヤ、金柑レーズンバター、焼き空豆。
料理長が素材を吟味して作った前菜は見た目にも美しい。もちろん一つ一つの品にもこだわりが垣間見え、上品で奥深い味だ。
お造りは鮃(ひらめ)、南蛮海老、カンパチ。
日本海産の新鮮な魚は、新潟港で仕入れているもの。新潟東港までは車で30分ほどなので、魚介類は獲れたての物が出される。
小鉢は筍蕗味噌添え。
竹を皿の代わりとしたこちらの品は、地元産の筍に添えられた蕗味噌が相性抜群。ゆっくりと味わえば豊かな風味が広がっていき、地酒もすすみそうだ。
焼き物は和牛と地元野菜の陶板焼き。
和牛はその時期手に入る美味しい国産牛を使用。地元で採れるキノコ類、マイタケ、エノキ、椎茸が添えられる。もみじおろし、大根おろし、ネギ薬味と一緒にさっぱりと食す。
鍋物は白魚とウドの玉子とじ。
地元産の白魚と独活(ウド)をひと煮立ちさせ、といた卵と三つ葉をかけ、玉子とじとする。自然の幸が満載の逸品で、一口食せばやさしい味が広がっていく。
揚げ物はフキノトウ、ゼンマイ、独活、ウルイの葉。
近所の山で採れるという山菜類の天ぷらは抹茶塩でいただく。こちらの山菜は、越後の大地に感謝したくなるほど深い味わい。油っこさが少ないのもうれしい。
揚げ物の後は強肴のズワイガニで山の幸から海の幸へ。
取材時にいただいたのは北海道産のもの。年間通して新鮮なズワイを仕入れているという宿の定番メニューである。
蒸し物は茶碗蒸し。
海老、椎茸、銀杏などが入ったオーソドックスな茶碗蒸しだが、出汁加減が絶妙で、素直に美味しい。
食事はもずくとイクラの雑炊。
米はもちろん新潟県産コシヒカリ。
取材時は女将の親戚にあたる農家から仕入れているという新潟県胎内市中条町産のコシヒカリをいただいた。噛むほどに甘みが感じられる絶品のお米は、ついお代わりをしてしまう。他に吸い物と香の物がつく。
デザートはオレンジシャーベット。
親しみやすい味の爽やかなシャーベットに、アーモンドを添えるという心遣いがうれしい。

以上が取材時にいただいたメニュー。
ボリュームもあるが一品一品、手間暇かけて作られており、次に何が出てくるのかとワクワクさせられる。
味だけでなく盛り付けや器にもこだわりが見え、目でも楽しみながらゆっくりと食事を楽しんで欲しい。
料金アップで「霜降り和牛料理プラン」や「鮮度抜群の海鮮料理プラン」など、より豪華なメニューに変更も可能だ。

そんな魅力的な料理を作り上げるのがオーナー料理長の広川賢一さん。
料理学校を卒業し、その腕を磨いていたオーナーが自ら腕をふるう会席料理は、素材にこだわり、創意工夫され、非常に洗練されている。
昼食付きの日帰り貸切風呂プランも好評で、県内から多くの常連客を呼び込む要因になっている。

朝食は体にやさしいラインナップの和食膳。
その内容は焼き魚のシャケ、山菜の煮物(筍・蕗・ゼンマイ)、地野菜のサラダ、キノコ類はたっぷり入った湯豆腐、納豆、自家製漬物。
味噌汁はワカメ、ネギ、三つ葉が入り、米はもちろん県内産のコシヒカリ。ミニデザートとしてグレープフルーツ、キウイをいただいた。
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96種の地酒が楽しめる「酒天湯子」のチケット 足湯のある「月姫広場」は宿から5分ほど
月岡温泉街の中心地にあるのが平成20年に新設された待ち合わせ広場「月姫広場」。
あしゆ「湯足美」、情報館「ふらっと」、演舞場「月見台」と3つの施設で構成されている。演舞は毎週日曜日に行われ、足湯を楽しみながら舞台鑑賞ができる。付近では月岡温泉の源泉小屋も設置されていた。
宿からは徒歩5分ほどなので、散歩がてらに行ってみるのをオススメする。
月岡温泉街は鄙びた雰囲気の街並みが何とも心地いい。
何軒か見つけたのが温泉饅頭の店。こちらの「月岡まんじゅう」は餡がたっぷりした薄皮の饅頭で、餡が4種類あり、食べ比べるのもいい。

宿に到着すると入口には風情のある人力車が配されている。
玄関にはツバメの巣があり、時々親ツバメが飛んでくるのを見かけるとのこと。
館内の至る所には生花が飾られ、宿を彩っている。客室に飾られたものも全て、女将自ら、毎日のように生けているという。
フロント前のラウンジでは宿泊した翌朝、10時までモーニングコーヒーがサービスされる。

この宿には相撲取りの絵や箸置き、化粧回しなど相撲アイテムが満載していることに気付く。
実は「広瀬館」を創業したのがハワイで相撲取りをしていた広吉さんという方で、その四股名は“広瀬川”だったという。
化粧回しは実際その頃使っていた物とのこと。

米どころ、酒どころの温泉地らしく、街の中に風情ある酒屋が点在している。宿の斜向かいも酒屋だ。

月岡温泉全体で行っているユニークなサービスが「酒天湯子」。こちらは新潟の全蔵元96銘柄の日本酒を試飲できるという酒巡りチケットで、月岡温泉エリアを上越ゾーン、中越ゾーン、下越・佐渡ゾーンといった、酒蔵がある3つのブロックに分けて、温泉街を散策しながら、好みの地酒を楽しむという趣向。
杉玉や赤い暖簾のある酒屋と旅館で、チケット一枚につき、ぐい呑みを一杯試飲することができる。
1軒1軒まわる時間がないという人は温泉街にある「月姫 地酒蔵」へ。こちらでは96銘柄の地酒が全て揃っているとのこと。
オリジナルのお猪口とチケット5枚が付いてお値段は500円。お酒好きの方には堪えられない趣向となっている。

フロントの横に備わっているのが土産処。地元の物を中心に、地酒やお米など「広瀬館」ならではのラインナップとなっている。お茶請けの兎饅頭や食事時に使われている相撲取りの箸置きも販売されていた。

オススメの地酒を一部ご紹介しよう。
大吟醸「お福正宗」は越後長岡の蔵元「お福酒造」の銘酒。長岡東山山系の自然清水で醸し、飲み飽きない味わい。そのまま冷か、よく冷して飲むのがオススメ。 
続いて「洗心」は特に人気のある地酒「久保田」や「越州」を製造する朝日酒造が蔵元。減肥栽培米「たかね錦」を三昼夜かけて28%まで磨きあげ、1年と数ヶ月、ゆっくりと眠らせた古酒だ。
久保田では特に「久保田 萬寿」が有名だが、「洗心」はそれよりも遙かに手間暇をかけて造られた高級酒で、お値段は720ml7,800円。

珍しい日本酒のリキュールが「さむらい」。
清酒としては日本一高い46℃の高アルコールで、日本酒版のウォッカといった風合い。ストレートからオンザロック、ウーロン茶割り、レモンハイ、お湯割など様々な飲み方ができる。
焼酎よりマイルドに仕上がるのが特徴。値段は時価だがおよそ2,500〜3,000円。

「越乃広瀬川」は宿オリジナルの清酒。“広瀬川”は初代社長の四股名に由来する。地元・新発田市の蔵元、ふじの井酒造の生産品で、県内産の米の中から、品質の高い米を選りすぐって原料としている。

幻の銘酒といわれる中川酒造「越乃白雁(こしのはくがん)」や、新潟県加茂市加茂川沿いにある蔵元の「萬樹鏡(ますかがみ)」、地元の人に愛される笹祝酒造の「瑞穂随想(みずほずいそう)」などなど幅広く取り揃えている。
日本酒好きの方だったら、この宿を選んでおけば間違いないだろう。
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新潟県は日本一の米どころと言われている。
生産量だけならば広大な敷地を持つ北海道に及ばぬが(僅差の第2位)、全国的な知名度・評価を加味すれば間違いなく日本一と言えるだろう。
その高い評価を受ける米作りは新潟の気候に深く関係がある。

その特徴は、冬は日照時間が短く、日本一の積雪量。夏は日照時間が長く、雨量が少ないというもの。
雪解けの清流はきれいな水をもたらし、夏季の高温はもともと高い温度を好む稲の成長を促しているのだ。
さらにもうひとつ、いい稲を育てるために必要なのは、肥沃な大地。
地力の良さは、新潟平野の乾田100gに含まれているアンモニア量に起因している。
その含有量は14mgと、全国平均7.5mgのおよそ2倍となっており、これが稲の生育を助けているのだ。
まさに、新潟県の気候と風土は、米作りに最も適していることが分かる。

月岡温泉には、美味しい米と日本酒以外にも驚くべき武器が隠されている。
それがエメラルドグリーンの湯だ。
その開湯は大正5〜6年(1916〜1917年)ごろと言われ、その一年後には旅館が建ち始めた。

「広瀬館 ひてんの音」が創業したのは開湯から間もない大正12年(1923年)のこと。
平成21年で創業87年目をむかえ、月岡温泉の中でも老舗旅館にあたる。
創業者は現オーナーの祖父にあたる広吉(ひろきち)さん。
宿を始める前、広吉さんは常夏の島ハワイに憧れ、単身海を渡った。
しかし、広吉さんに思いを寄せる女性が日本に残されていた。彼女は後の奥様となるイノさんである。
来る日も来る日も恋しい広吉さんを想ったイノさんは女一人で船に乗り、彼を探す旅に出たという。どれ位の月日が経ったのか・・・。
やっとの思いで広吉さんと出会った時は、マウイ島で“広瀬川”という四股名で、相撲取りになっていたという。その後ハワイで楽しい二人の時間を過ごした後、故郷の月岡温泉で「広瀬館」を始めたのだ。

この気丈なイノさんは96歳で大往生を遂げるまで、「広瀬館」を支え続けたという。 
「小さい頃はおばあちゃん子でした」と語るのが、広吉さんとイノさんの孫にあたる現社長の広川賢一さん。
月岡温泉唯一のオーナー料理長である広川社長は、昭和40年生まれ。料理学校を出て、3年ほどホテルで働いた後「広瀬館」に戻る。
そして29歳で五代目社長となり、現在に至る。

広川社長はフロントから接客、料理まで幅広く動き回りながら、お客の要望に応えようとの姿勢が常に感じられる。小さいお宿だからということもあるかもしれないが、真摯な印象を受ける。造園や館内の大工仕事も社長自ら行っているというからこれも驚きだ。

実は広川社長にも広吉さんとイノさんのような大恋愛があった。それが今の女将である道子さんとの出会いによるものだ。
広川社長が31歳の時、たまたま上京し、東京大神宮(飯田橋)にお参りしたときの事。
そこで働いていた道子さんにお茶を出してもらった時、見初めてしまうのだ。
しばらくしてお付き合いが始まったのだが、道子さんは広川社長より少し年上。
すぐにでも結婚してほしかった広川社長だったが、道子さんは年齢差のことを気にして、結婚に踏み切れなかったという。

3〜4年お付き合いが続いたのだが、その間ずっと「結婚してくれ、女将になってくれ」と口説き続けた広川社長。
道子さんもその気持ちの深さに心が解れていき、ついに承諾したという。 
広川社長にも、広吉さんを追いかけて海を渡ったイノさんのような情熱的なところがあるようだ。

結婚後は女将になった道子さんのおかげで宿が華やいだよう。
着付けの仕事をしていた道子さんは、着物の着こなしも堂に入ったものだった。今でも毎日のように花を生け、宿を美しく彩っている。
美人だが、気さくで温かみのある性格も好印象。女将としての適性は非常に高かったようだ。
ちなみに道子さんの祖父は神主だった。神職に携わる彼から、縁起がいいとのことで“ひてん(飛天)の音”という屋号をいただき、宿の名前に加えたという。

現在夫婦二人で切り盛りしている「広瀬館 ひてんの音」は本物の温泉と本格的な料理、美味しいお米と豊富な地酒を取り揃え、人気の貸切露天風呂があり、アットホームな館内の雰囲気も居心地がいい。
それでいて宿泊料金はリーズナブルなもの。
コストパフォーマンスに優れ、当然リピーター率も高い。
ご家族やご夫婦、女性同士のグループにも、この宿の持つ温かい雰囲気、居心地の良さはお勧めできる。

若いカップルにもこの宿の良さを理解できると思う。
一見、スタンダードな日本旅館と思いきや、珍しいエメラルドグリーンの温泉があり、夕食には趣向をこらした料理が並ぶ。
街中にあるが喧騒とは縁のない環境で、パートナーとの密な時間が過ごせる。
そして宿に滞在している間に、日本人でよかったと思える瞬間が必ずや訪れる。
まさに玄人好みの宿・・・賢い旅館選択と言えるだろう。

この宿は、冬に訪れるのをお勧めする。
新潟県と言っても月岡温泉のある新発田市は豪雪地帯ではない。スタッドレスタイヤさえ装備すれば、クルマで行くことも容易だろう。
冬こそ、上質のアルカリ性硫黄泉の温泉に浸かり、冷え切ったカラダを芯から温め、さらに美味しい地酒と手作りの料理をいただけば、この上ない至福の時を過ごす事ができるに違いない。

この温泉地は、最近では地酒好きの方に注目されてきているという。
とくに新潟県に存在する全ての蔵元の日本酒、96銘柄を試飲するという「酒天湯子」が注目を集めている。
元々は期間限定のイベントとして始めたものだが、お客の要望が多く、延長に継ぐ延長で、このエリアの定番イベントとなっている(平成21年8月現在)。

しかし、まだまだこの宿も月岡温泉も知名度は低いようだ。県内からはたくさんの方が訪れるとのことだが、有名な温泉地が多い群馬県や長野県に隣接しているため、県外の人には馴染みがないのかもしれない。
また、首都圏の人は越後湯沢を越えると、遠い北国という印象があるという話も聞く。
だがちょっと足を伸ばせば、極上の泉質を持つ月岡温泉「広瀬館 ひてんの音」があることを覚えておいて欲しい。

チェックアウトする際、なぜか名残惜しい感情を覚えた。宿に漂う空気なのか、何か温かいもてなしを受けたからだろうか、清々しい印象が心に残った。
それは仲睦まじい社長、女将のご夫婦による自然体のホスピタリティのおかげなのかもしれない。(J/IZ)
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貸し切り情報
■貸切料金 宿泊の場合 貸切露天風呂「ひてんの音」・・・無料(40分間)
■利用時間 15:00〜23:40 ※宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切可
■予約方法 チェックイン時

風呂施設情報
■貸切風呂 ヒノキの露天風呂
■貸切風呂の眺望 庭園
■その他のお風呂 男女別大浴場(入れ替えなし、24時間利用可)

施設情報
■部屋数 全13室
和13室(バストイレ付き7室/トイレ付き6室)
■収容人数 50名 ■駐車場 30台(バイク用屋根付き駐車場あり)
■ペット 不可 ■バリアフリー 非対応
エステ・マッサージ エステなし
マッサージあり(\4,000/40分、要予約)
■インターネット なし 
■DVD あり
■TVチャンネル NHK2局、民放4局、BS各局
■施設 宴会場(カラオケ)・ラウンジ・売店

こだわり情報
■冷蔵庫のシステム 利用した分だけ申告(持ち込みのドリンクを入れるスペースあり)
■冷凍室 利用可
■冷蔵庫のドリンク ビール中瓶¥650、ジュース¥263
■オススメお土産 日本酒「越乃広瀬川」(¥980)※宿のオリジナル
■自動販売機 あり (ジュース¥120〜、ビール¥350、チューハイ¥250) ■携帯アンテナ docomo 3本
au 3本
ソフトバンク 3本
ウィルコム
■売店 あり ※アイスクリームあり(¥500)
■近くのコンビニ 徒歩で3分
■アメニティ 
浴衣 バスタオル タオル 置いてない 石鹸
ボディソープ シャンプー リンス 置いてない リンスinシャンプー
歯ブラシ シャワーキャップ ドライヤー ブラシ・くし
カミソリ 綿棒 置いてない ウォッシュトイレ    
…常備  有料で用意…有料で用意  一部常備…一部常備  置いてない…置いてない
その他の情報
■車イス 階段手すり
■お子様 子ども用スリッパ/子ども用浴衣/子ども用食器/粉ミルク用のお湯
■外国語 -

近隣情報
■周辺観光スポット 新潟銘酒祭り「越後の酒天湯子」、カリオンパーク、新発田城
■レクリエーション
(観光農園、公園など)
月姫広場(足湯)、新潟競馬場、阿賀野川ライン下り、新潟せんべい王国
■スポーツ トレッキング、ゴルフ(笹神五頭ゴルフクラブ)

■広瀬館 ひてんの音:代表取締役 広川賢一さんからのコメント  
「広瀬館 ひてんの音」は静かな佇まいで、ゆったり温泉を楽しみたい方のための小さな宿です。料理は地元の旬の食材はもちろん、皿や器まで演出させていただきます。是非ご体験下さい。 広瀬館 ひてんの音:代表取締役 広川賢一さん

貸切日帰り情報
■料 金 -
■利用時間 -
食事付きプラン(要予約)
■料 金 \3,680〜/1人 ※要予約 ■食事の内容 -
■設定日 特別期間を除く平日のみ ■受付時間 10:30〜15:00
■その他 ※個室休憩部屋代込み

泉質/効能
■泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
■源泉の温度 50℃
■湧出量 - ■水素イオン pH 7.5
■源泉の湧出状況 各旅館に分配される源泉(ボーリングによってくみ上げる源泉)
■加水/循環ろ過 ○男女の内湯:加水をしない源泉100%掛け流し
○貸切露天風呂:加水をしない源泉100%掛け流し
■加温 あり(冬期のみ)
■消毒 なし
■浴槽の掃除の回数 -
■入浴剤 未使用
■効能 神経痛、冷え性、五十肩、動脈硬化、リウマチ、婦人病など
■湯の色 エメラルドグリーン
■飲用 少量なら可 ■飲用の効能 -
■におい/味 硫黄臭

アクセス情報 ※Googleマップを見る
■電 車 東京方面:東京駅〜上越新幹線(2時間)〜新潟駅〜JR信越本線(20分)→新津駅〜JR羽越本線(20分)→月岡駅
仙台方面:仙台〜JR仙山線(1時間10分)〜山形駅〜JR奥羽本線(45分)〜米沢駅〜JR快速べにばな(2時間30分)〜新発田駅(〜月岡駅)
■送 迎 あり
■クルマ 東京方面:関越自動車道〜北陸自動車道〜日本海東北自動車道〜豊栄新潟東港IC〜県道264号線〜県道300号線
仙台方面:仙台宮城IC〜東北自動車道〜磐越自動車道〜安田I.C〜国道290号線

 上記のデータは 2009/04/21現在のものです。
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